モデルになるには

モデルは、男性からも女性からも非常に人気の高い職業です。子供から年配の方まで、年齢問わず人気の職業と言えるでしょう。

しかし、なりたいからと言って誰でも簡単になれる職業ではありません。

では、モデルになるには一体どのような方法があるのでしょうか。具体的な方法をいくつか紹介していきましょう。

オーディションを受ける

モデルになるには

モデルになりたい、と思った時に、みなさんがまず初めに思いつく方法が オーディションを受ける ことではないでしょうか。昔も今も、モデルになる一番メジャーな方法です。

オーディションは芸能事務所やモデル事務所など、さまざまなところで募集をおこなっています。

オーディションの情報は、オーディション情報誌、芸能事務所やモデル事務所のサイトに掲載がある場合がほとんどです。

オーディションのメリット
誰でもモデルを目指せる
オーディションは費用なども特にかからず、応募要項にさえあてはまっていれば誰でも受けることができます。
自分に合ったものを選べる
オーディションは各募集ごとに、どんな人材を求めているのか、どんな人がその事務所に合っているのか、応募条件などが明確に描かれている場合が多い為、自分に合ったオーディションを受けることが出来ます。
モデル養成スクールに通うデメリット
倍率が非常に高い
大手芸能事務やモデル事務所のオーディションは、大人数の応募者の中から数人もしくは一人が選ばれるため、倍率が非常に高く狭き門と言えます。
応募条件が定められている
モデルにとってスタイルの良さは非常に重要な要素の為、女性でも身長170センチ以上など、厳しい応募条件が定められていることが多くあります。

 

オーディションでは、面接やウォーキング、ポージングの実技審査など、厳しい審査が何段階にもありますが、合格するとモデル事務所に所属することができ、プロのモデルとして活躍が出来ます。

フリーでの活動とは違い、合格して事務所に所属することで、しっかりとサポートを受けられるというメリットもあります。

モデルになるための学校に通う

モデルになる為には、生まれ持ったプロポーションの他にも、ウォーキングやポージングといった技術を身に着ける必要があります。その技術をプロに習える場所が モデル養成スクール です。もちろん、スクールに通わなくてもモデルになることは可能ですが、厳しい審査のオーディションを勝ち抜いていく際に、スクールで学んだ技術をスキルを生かせることが出来るので、とても強みとなります。

モデル養成スクールに通うメリット
初心者からモデルを目指せる
いままでモデルの経験が全くない、知識がゼロの方でも、スクールに通うことでしっかりとした知識を身に着けることができます。
プロから直接教えてもらえる
養成スクールの講師たちは、現役のプロモデルや元モデルの方々です。ウォーキングやポージングは独学で学ぶことも可能ですが、初心者のうちからプロにしっかりと教わることで、悪い癖をつけることなく技術を身につけることができます。
卒業後のバックアップ体制が万全
大手芸能事務所やモデル事務所が運営しているスクールも多く、卒業後の進路やオーディション情報なども詳しく知ることができます。

 

モデル養成スクールに通うデメリット
費用がかかる
スクールはプロから直接技術を学べる場所ですが、通う為には入学金や授業費がかかります。

 

まずはどのスクールが自分に合っているのか、いろいろなスクールの資料を請求して調べてみましょう♪

読者モデルからプロのモデルになる

モデルになる方法として、いきなりプロのモデルを目指すのではなくまずは読者モデルを目指し、段階を踏んでプロのモデルを目指すという方法があります。

読者モデルとは

読者モデルとは、雑誌の読者の代表として記事や広告に起用されるモデルのことです。雑誌の専属モデルがプロモデルなのに対し、読者モデルはアマチュアモデルという立場になります。

読者モデルもプロモデルと同じく、読者モデルオーディションを受ける方法と、街でスカウトされる方法が一般的です。しかしあくまでアマチュアモデルの為、通常のオーディションとは違い、読者目線に立てているかという事が重要視されます。そのためプロモデルのように抜群にプロポーションが良い子を探しているわけではなく、身長や体重も比較的一般読者に近い子を探している場合が多いようです。

読者モデルはアマチュアという立場でモデルを務めることから、プロのモデルと比べると報酬も少なく、場合によっては無償の場合もあります。

しかし読者モデルとして活躍し、読者や事務所の人からの支持を得られると、そのまま専属モデルなどのプロモデルとして活躍できる可能性があります。

スカウトされる

オーディションを受けなくてもモデルになれる方法があります。それは スカウト をされることです。

スカウトは街中やイベント、様々な場所で行われていますが、若い世代の人達が集まる繁華街や、若い世代をターゲットにしたイベント会場などに多いようです。

芸能事務所やモデル事務所のスカウトマンが、実際に街中などでモデルになれる可能性のある子を探し、自社のイメージに合った子をスカウトします。

大勢が行き交う街中やイベント会場でスカウトを行うわけですから、その中でスカウトマンの目に留まるような存在であることが大事です。しかし、決して目立つメイクや服装をしている人がスカウトを受けやすいというわけではありません。

女性では、メイクは比較的薄く、髪も服装もナチュラルな雰囲気の人が声をかけられやすい傾向にあります。スカウトマンは将来性があるかという事を重要視してスカウトをおこなっているため、着飾った雰囲気の人よりも、素材そのものが輝いている人に声をかけます。将来性の観点から、年齢は若ければ若いほど声をかけられる可能性は高まるでしょう。

現在、芸能人やモデルとして活躍している方の中にも、街中でのスカウトがきっかけとなっている方が大勢います。

悪徳スカウトマンもいるため注意が必要!

悪徳スカウトマン

しかし、街中には偽のスカウトマンを装った悪徳業者も多くなっている為、スカウトされたからと言って喜んですぐに信用するのはやめましょう。

本当のスカウトマンかどうかを見分けるポイントがいくつかあります。

名刺を持ってない
まず、スカウトしてきて名刺を渡してこない時点で怪しいと思っていいでしょう。ちゃんとした事務所である場合は必ず名刺があります。声をかけられた場合はまず名刺をもらって、しっかりとした会社のスカウトマンであることを確認しましょう!
その場で写真を撮ろうとする
スタイルの確認などと言って、その場でスマホやカメラで写真を撮ってくる場合は悪徳業者の可能性が高いです。撮った写真を悪徳なサイトに掲載されたり、悪用される可能性があります。写真も立派な個人情報ですので注意しましょう。
連絡先を聞いてくる
その場で連絡先や名前などの個人情報を聞かれた場合は注意が必要です。芸能活動やモデル活動に興味があると、スカウトされたことが嬉しくなり、ついつい気持ちが盛り上がりがちです。その気持ちを利用して、悪徳業者たちは個人情報を聞き出そうとしてきます。その話に興味があったとしても必ず名刺をもらって、『検討してからこちらから連絡します』といってその場は離れましょう。絶対に名前や電話番号など、個人情報を教えてはいけません。

どの様な状況であっても、喜んでその話をすぐに受けてしまうのではなく、一度冷静になって考えることが大切です。信用できる会社なのか、しっかりと自分で判断できるようにしましょう!