書類審査を突破する!写真の選び方
モデルオーディションは応募者もとても多く、まずは第一関門である書類審査を突破することが何よりも大事です。
書類選考とは言え、見られているのはほぼ写真といっても過言ではありません。写真が審査員の目に留まり、そこから写真以外の書類の内容に目を通してもらえる、という場合がほとんどでしょう。つまり、書類選考において応募写真が1番重要といえます。
いくら顔が可愛くてスタイルが良かったとしても、応募写真でその魅力を伝えられなくては意味がありません。
ここでは、応募写真を撮影する上での、服装、ポーズ、表情などのポイントをお伝えしていきます。
ポイントをしっかりとおさえて、魅力が100%伝わる応募写真で審査員の目を留めさせましょう♪
意外とやりがち!速攻NGとなる応募写真とは
まずはNG集を見ていきましょう。意外とやりがちなミスなので注意が必要です。
自撮り
自撮りのほうが自分が一番可愛く写る角度がわかるから、との理由で自撮り写真を応募写真として送る方もいるようですが、自撮り写真は応募写真として認められません。
応募写真はSNSの投稿写真とは違います。自撮りでは写真が反転してしまうし、しっかりとした全体像が見えません。
顔のパーツやバランスがしっかりとわかるように、正面からの写真を家族や友人に撮影してもらいましょう。
鏡越しで撮影
撮ってくれる人がいないからと、鏡越しで自分で自分を撮影した写真はNGです。
全身のバランスが悪く写るだけでなく、手に持ったスマホが映り込んでいる時点で審査員は、「この子は真剣に応募してきてないな」と感じてしまいます。
必ず家族や友人に撮影してもらう、もしくは写真スタジオなどでプロのカメラマンに撮影してもらいましょう。
加工アプリの使用
加工アプリが流行っている今、誰でも別人のように盛れた写真を撮ることが可能です。SNSに載せる写真ならアプリを使った写真でもいいですが、応募写真には適していません。
審査員も、この人を選んだとしても実際に会ったら別人のような顔の人なんじゃないか?と思ってしまうし、加工した写真を送るのは印象がよくありません。
モデルオーディションは、その人の素材そのものが輝いているかどうかが大切な判断要素です。加工ではなく、表情やポージングで自分を輝かせましょう
自分以外の人と写っている
友達や家族との写真や、プリクラはNGです。一体どの人が応募してきたのかわかりません。必ず自分一人で写るようにしましょう。
応募写真の基本!バストアップと全身
モデルオーディションの応募写真は、基本的にバストアップ写真と全身写真の2種類が必要になります。
全身写真ではスタイルを、バストアップ写真では表情を見られます。
それぞれ撮り方のポイントを見ていきましょう。
全身写真の場合
全身写真では、まずはその人がモデルに適した体系なのかを見られます。頭のてっぺんからつま先まで、全身がしっかり写るようにしましょう。オーバーサイズや長袖長ズボン、タートルネックなどの体格がわからない服装での撮影はやめましょう。
体型をしっかりと見せるために、あまり動きのあるポージングをするのもNGです。かといって、棒立ちではスタイルが悪く見えてしまうため、以下のことを気を付けましょう。
👆スタイルを良く見せるポイントは、立ち方や写るときの角度です。少し斜めに立つことで体全体を細く見せましょう。
👆ウエストをぐっと捻ることでくびれたウエストを強調できます。
👆手は真下に下ろすのではなく、片手は軽く腰に添えましょう。
👆両足はそろえて立つよりも、少しずらして立つことで足が綺麗に見えます。
何度も鏡の前でポージングの練習をし、自分が一番きれいに見える立ち方を探しましょう。
バストアップ写真の場合
書類審査のほとんどがこのバストアップ写真で決まります。審査においてとても重要な写真です。
バストアップ写真は、頭のてっぺんから胸までが写るようにします。
撮るときは軽く顎を引き、カメラは目線の高さにし、正面から撮影しましょう。
極端に顎を引いた上目遣いはNGです。下から撮りすぎると二重顎になるので注意しましょう。
審査員の目を引くための大事なようポイントは目力です。かといって、過度に目を見開いたような表情は怖い印象を与えてしまいます。
軽く口角を上げて微笑み、目力を意識して意志の伝わる表情で撮りましょう。
撮影時の服装の選び方
体系に合った服装選び
応募写真、特に全身写真では全体のスタイルを見られます。
長袖やオーバーサイズのトップスは、腕の長さや体形がわかりにくくなってしまいます。ハイネックやタートルネックは、首元が詰まって顔が大きく見えてしまうため避けましょう。
シンプルで自分の体のサイズに合う、腕や首元がしっかりと開いた服装にします。。
ボトムスは、ロングパンツやロングワンピースは足の長さや形がわかりにくいため避けましょう。ショートパンツやミニスカートなど、膝下がしっかりと見える衣装がベターです。
色選び
顔映りを良くするために、トップスは暗い色味を避け、レフ板効果のある白や明るい色の服装にしましょう。
黒やダークな色味のものをトップスに使うと、顔が暗く肌色も悪く写りがちです。
柄が派手なものや原色、ロゴやイラストが大きくプリントされたものも避けましょう。
色味もデザインも、シンプルなものが適しています。
撮影時のヘアメイク
服装と同じように、ヘアメイクもシンプルになるよう心がけましょう。
メイク
まずは自分にあったメイクを心がけましょう。高評価を得るためにも以下の点に注意しましょう。
×濃いメイク年齢に合ったナチュラルなメイクを心がけましょう。濃いメイクは素顔が判断できないため、審査ではマイナス要素となります。
自分の欠点はうまく隠し、長所を生かすメイクをしましょう。
10代の方はノーメイクが基本です。
×カラコン本当の瞳の色がわからないためやめましょう。表情も不自然になります。
×まつ毛エクステ・つけまつ毛応募写真では、盛る<ナチュラル を心がけましょう。
髪型
×派手すぎる髪色受けるオーディションにもよりますが、奇抜すぎる金髪などは審査の際にマイナス要素となります。黒やブラウンなどナチュラルな髪色がベターです。
×傷んだ髪痛んでパサついた髪はいい印象を与えません。しっかりと日ごろのケアを行いましょう。
×顔が隠れる髪型バストアップ写真は、顔の形がわかるように撮るのが基本です。小顔に見せるために輪郭を隠したり、長すぎる前髪はNGです、
髪の長い方は一つにまとめるなど、スッキリとした髪型を心がけましょう。
全身写真は、髪の長さを知ってもらうためにダウンスタイルでOKです。